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「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐる日本政府閣僚の歴史歪曲発言に対する抗議文

「日本の歴史歪曲を許さない!在日本朝鮮人大学生連絡会」は、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録を機に、政府閣僚らによる強制労働を改めて否定しその歴史を歪曲している一連の発言に対する抗議文を発表しました。

後日、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣宛に抗議文を送付する予定です。

抗議文は、以下の通りです。


2015年7月18日

内閣総理大臣 安倍晋三 様
内閣官房長官 菅義偉 様
外務大臣 岸田文雄 様

「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐる日本政府閣僚の歴史歪曲発言に対する抗議文

 私たち「日本の歴史歪曲を許さない!在日本朝鮮人大学生連絡会」は、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録を機に、岸田文雄外相の「強制労働を意味するものではない」との発言をはじめとした、強制労働を改めて否定し、その歴史を歪曲している日本政府の一連の発言に強く抗議します。

 「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐっては、ユネスコの諮問機関である国際記念遺跡会議が今年5月、日本に対し各施設の歴史の全容がわかるよう準備することを勧告、日本は韓国政府と行った協議でも、世界遺産登録の文書に朝鮮人強制労働の事実を反映し、強制徴用があった施設に表示板を設置して、歴史事実を明らかにすることで大枠の合意を得ていました。
また、日本の佐藤地ユネスコ大使の「1940年代に一部の施設で大勢の朝鮮半島の人々などが本人の意に反して動員され、厳しい環境下で労働を強いられた。第2次世界大戦当時、日本政府も徴用政策を施行したという事実を理解できるようにする措置を取る準備ができている」との発言もありました。

 しかし、佐藤地大使の発言に対し、岸田文雄外相は「強制労働を意味するものではない」と否定し、菅官房長官も「強制労働を意味するものではない」と否定しました。日本の発表文中の「forced to work」を単に「働かされた」とし、「強制労働」を意味するのではないとの発言です。

これは、世界遺産登録のために、韓国との事前協議などで一度は強制労働を認めたかのように見せかけ、実際は朝鮮人強制労働の歴史を隠蔽し、その罪と責任を回避するための欺瞞策であったことを自ら認めるものです。

 そもそも、様々な資料や証言、それに基づく研究からも日本の植民地支配下で朝鮮人が強制的に働かされたことは明らかな事実であり、「単に働かされた」、「強制労働ではなく徴用だった」などの発言は、加害の本質を隠し、被害者の尊厳を踏みにじるもので、私たちは到底許すことはできません。実際に今回登録された23施設のうち、福岡県の八幡製鉄所や長崎県の三菱造船所、端島炭坑(軍艦島)などの7施設は、日本の植民地支配期に多くの朝鮮人が強制労働を強いられた施設です。

 過去の歴史を直視し、日朝間に横たわる様々な問題と真摯に向き合い、その克服に向けて努力してこそ、豊かな未来を構築できると思います。今回の日本政府の一連の発言は、強制労働の跡地を観光地化し、その歴史を隠蔽、歪曲することに利用する許されざるものです。ゆえに私たちは、「日本の歴史歪曲を許さない」という立場から、これに強く抗議します。

日本の歴史歪曲を許さない!在日本朝鮮人大学生連絡会

抗議文(世界遺産登録の件)_01
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「日本の歴史歪曲を許さない!全国大学生行動」
2015年3月8日~9月12日

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